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現在、年々、野球人口が減少しているといわれているのをご存知でしょうか?

各地の少年野球チームも減少の一途をたどっており、

日本球界全体に影響するのではないかと懸念されています。

自分の子供に野球を習わせようと考える親御さんが多いなかで、

本当に野球を習わせても問題ないのかどうか

心配な方も多いでしょう。

なかにはプロ野球選手を目指しているお子さんもいるので、

野球を嫌いになってしまったり、野球を始めるのをあきらめてしまったり

という場合もあるでしょう。

そこで、この記事では、なぜ野球人口が減少してしまっているのかについて解説していきます。

減少することによるデメリットについても紹介しますので、

野球人口減少について気になっている方はぜひ、ご参考にしてください。

野球人口が減少している原因

なぜ、野球人口は減少してしまっているのでしょうか?

おもな原因として考えられているのが以下の4つです。

・新型コロナウィルス感染拡大の影響による行動制限
・親の負担が大きい
・道具が高価
・坊主の風潮が残っている

ウィルスの流行など仕方ない要素も含まれていますが、

昔から残っている坊主の風潮など見直さなければならない

要素も含まれているのが課題でしょう。

一つずつ詳しくみていきます。

新型コロナウィルス感染拡大の影響による行動制限

直近の原因でいいますと、新型コロナウィルス感染拡大の影響による行動制限が大きいでしょう。

もともと公園においては、誰もが安全に遊べるようにキャッチボールを禁止にしている公園も多いです。

それにプラスして新型コロナウィルス感染拡大防止で密を避けるために集団行動が禁止になりました。

そのため、公園に集まって野球やキャッチボールをするということができなくなったのです。

新型コロナウィルス感染拡大がおさまらない限り、公園に集合して大人数で野球をするのは難しいでしょう。

親の負担が大きい

親の負担が大きいのも野球人口減少原因の1つとして挙げられます。

少年野球でも毎回の付き添いや飲料の補充、グラウンド整備など当番制でおこなわなければなりません。

遠征も多いので子供と一緒に親も努力する覚悟が必要です。

他にも練習の際の付き添いや、送り迎えなど親御さんにはスケジュールとして厳しい部分もあるでしょう。

子供だけではなく親御さんにもかかわることによって、野球人口が減少しているといえます。

道具が高価

野球ではバッドやグローブユニフォームなど、さまざまな道具を揃えなければなりません。

兄弟がもともと野球をやっていてすでに家に道具がそろっている場合は問題ありませんが、

一から揃えなければならないとなると手間とコストがかかります。

そして、道具にこだわればこだわるほど金額もあがり買い替える時もさらに費用がかかります。

本格的に野球をおこなっていくとなると、

やはり質のいい道具も必要になってくるのでしっかりと選定していく必要はあるかもしれません。

すべて揃えるとなるとかなり高額になるので金銭的負担が大きくなるのも野球人口減少原因の1つでしょう。

坊主の風潮が残っている

現代社会においてスポーツをやっている子供は坊主という風潮は消えつつあります。

野球をおこなっている場合でも短髪や長髪など好きな髪形を選べるようになってきました。

また、坊主をパワハラとしている野球チームや学校もあるので坊主は大幅に減少したといえます。

しかし、なかにはまだ髪型を坊主で統一している野球チームもあることが

野球を始めるのに抵抗が生まれてしまうのでしょう。

野球人口が減少することによるデメリット

では、野球人口が減少するとどのようなデメリットが生じるのでしょうか?

・競技レベルの低下
・プロ野球ファンの減少

これらが続いてしまうと日本全体の野球レベルの低下や、

プロ野球の消滅を招く恐れもあるので今から対策をしておく必要があります。

1つずつ詳しくみていきましょう。

競技レベルの低下

プロ野球界の球団数は頻繁に変化するものではありません。

球団数が変わらず野球全体の競技人口が減少するということは

プロになるための競争率も下がるということです。

競争率がさがればプロになれるレベルに達していなくても

プロになれてしまうということになります。

そうするとプロ野球のレベルは徐々に低下し最終的に全体の競技レベルも下がるでしょう。

そうなればプロ野球を目指す子供もさらに少なくなるので、

日本における野球の存在自体が危うくなってしまいます。

プロ野球ファンの減少

競技レベルが低下すればそのぶん、

野球に注目する人も減少するのでプロ野球人気の低下や収益悪化にもつながります。

現在はまだ以前に野球を経験していた世代が球場に足を運んでいますが、

このまま野球人口減少が続けばいずれそれもなくなってしまいます。

それでなくとも現在は新型コロナウィルス感染拡大の影響で

球場に足を運ぶ人が少なくなっているので、

このままでは球場の運営にもかかわります。

各プロ野球チームにおいてもイベントなど工夫をして集客をおこなっていく必要があるかもしれません。

野球人口減少は直近で目に見えるものではないものの、早急に対策をおこなう必要があるでしょう。

まとめ

では今回のまとめです。

今回のまとめ

野球人口が減少している原因

・新型コロナウィルス感染拡大の影響による行動制限
→密になっての行動が取りにくい

・親の負担が大きい
→送迎やグラウンド登板などで拘束される時間が多い
・道具が高価
→グローブやスパイクなど一式揃えると最低でも3~5万円はかかる

・坊主の風潮が残っている
→未だに髪型を坊主で統一しているチームが多い

野球人口が減少することによるデメリット

・競技レベルの低下
→野球全体の競技人口が減少するということはプロになるための競争率も下がり、全体のレベルが低下する
・プロ野球ファンの減少
→競技レベルが低下すれば、球場に足を運ぶファンも減少することが予想される

野球人口減少については現在は目に見える問題ではないものの、

将来的には日本野球界全体の問題にかかわることがわかりました。

そのため、坊主などの昔の慣習にとらわれず

時代に合わせた野球スタイルを築くことが重要です。

また、技術的指導だけでなく

まずは野球を楽しんでもらえるような工夫をすることも大切でしょう。

いきなり野球を習わせるのではなくプロ野球の試合観戦や親子でのキャッチボールなど、

野球に触れていくところから始めてみるといいかもしれません。

まずは、野球は楽しいということを理解してもらうのが大切です。

そのため、野球人口の原因をしっかり把握して、

今後、お子さんに習い事として野球をやらせるかどうかを検討してみてください。

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